Difference between revisions of "過去の設定群アーカイブ"

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[[File:FirstSergal.jpg|thumb|最も最初に描かれたサーガル]]
[[File:FirstSergal.jpg|thumb|最も最初に描かれたサーガル]]
[[ビロウス|ビロウス]]の設定面において現行の設定以外の情報(旧設定及び変更前の情報、没案、破棄された設定等)は全てここに記載する。<br/> <br/> &nbsp;
[[ビロウス|ビロウス]]の設定面において現行の設定以外の情報(旧設定及び変更前の情報、没案、破棄された設定等)は全てここに記載する。<br/> <br/> &nbsp;
== '''[[サーガル|サーガル]]の歴史''' ==
 
初めてサーガルが描かれ、発表されたのは2003年後半。当初はサーガルのモチーフの根底である「ウサギ」と「戦闘機」の特徴を色濃く残していた。具体的には腕が短く、足の裏に肉球が無い。耳の長さも今以上に強調されていた。<br/>
== '''各種族の変更歴''' ==
 
=== '''[[サーガル|サーガル]]の歴史''' ===
 
2003年後半頃に初めて「サーガル」という名の生物が描かれ、発表された。これが後に10年以上に続くビロウス世界観の最初の作品にもなる。<br/> <br/> 2003年後半~2004年頃のサーガルはモチーフの根底である「ウサギ」と「戦闘機」の特徴を色濃く残していた。腕が短く、足の裏に肉球が無い。耳の長さも今以上に強調されていた。
 
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2009年頃に[[設定別世界観構成#新設定|新設定]]が試行錯誤の中導入された直後の時期は暫定的で試験的な設定が非常に多く(女性のサーガルの乳房、臀部の尻羽根など)、そのような揺れがあった時期特有の設定の大半は現在破棄されているため、混乱を招きやすい。<br/> <br/> '''・変更された特徴のうち顕著なもの'''
=== '''旧設定での主な種族情報''' ===
 
[[File:Chiralskill.jpg|thumb|南のサーガル兵を襲う北のサーガル兵]] 現行の新設定と比べるといくつかの違いがある。<br/> 北方種も耳が長いなど北南毎の身体特徴の差異がほとんどない、生殖器の触手も存在しないなど。<br/> また体毛に覆われてはいるが生物学的には爬虫類だった。(卵生かどうかは不明)<br/> 頭蓋骨の形状も新設定のものとは違っている。<br/> 混血種の存在は明らかにされていない。<br/> <br/> 女性優位社会であり、家母長制である。<br/> <br/> 平均寿命は人間とあまり変わらない(60~80歳)が、<br/> 多くのサーガルは20歳か30歳に到達するまでに、戦争や過酷な生存競争によって死ぬと言われている。<br/> 細かい日付にはあまり拘らないため、(歴が存在するのかどうかも不明)<br/> 誕生日などは非常に曖昧なものとして扱われている。<br/> (例としてレイン将軍の誕生日:暖かい春の日、など。)<br/> <br/> セラミック製の戦闘用装甲や武器も特徴であるが、サーガル族は外見の美的センスを優先する者が多い為、<br/> デザインの視覚的な良さに拘る結果機能としてはあまり良くないものになるということもしばしばある。<br/> &nbsp;
*女性に人間のような乳房がある
*尻尾の付け根から臀部には鳥類に似た尻羽根がある
*尻尾の先端の毛が白いのは女性だけ
*ベルクマンの法則に基づく差異が顕著である(北方種の耳が極端に短いなど)
 
以上のものは新設定導入直後から2009~2012年頃に描写・記述された「[[設定別世界観構成#実験期(没案)|実験期]]」におけるサーガルの特徴だったが、現在は全て破棄されている。<br/> しかし没デザインでの地域別サーガル比較図はかなりの期間に渡って「最新版のサーガルのデザイン図」として浸透してしまったため、今だにこの画像を新サーガルとして参考にしている人も多い。<br/> <br/> 2008年頃の臀部に羽毛を持つサーガルの描写がなされてから、2008~2009年頃にかけてサーガル全体に鳥類の要素が露骨に強くなる傾向があった。<br/> その極みとも呼べる絵として、全身が鳥になったレイン将軍の絵なども描かれている。<br/> その頃間もなく新設定でのネウリア族が誕生し、それまでサーガルにあった鳥類要素は完全に新ネウリアに引き継がれる形になる。<br/> [[Mick39(JA)|Mick39]]氏はこのことを自身の日記漫画で「サーガルの尻羽根からネウリアが生まれた」と比喩している。
 
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! scope="col" | [[File:Faceangles.png|thumb|没デザインのレイン将軍]]
! scope="col" | [[File:Sergalcomparison.jpg|thumb|地域別サーガル比較図(没デザイン)]]
! scope="col" | [[File:1240658445.mick39 1235994901.trancymick fio.png|thumb|実験期におけるフィオナ。全体が非常に鳥のようになっている。]]
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<br/> <br/> 2013年から2016年にかけて、これらの一時的なデザインによる設定揺れを取り戻す形で再度デザインが洗練され、2016年には完成と言える形で新デザインが改めて固まった。<br/> このようにして完成した新サーガルの形は2017年から[https://store.vilous.net/collections/artbooks サーガル種族公式デザインガイドブック及びデザインシート]として発表されている。<br/> &nbsp;
 
=== '''[[ネウリア|ネウリア]]の歴史''' ===
 
[[File:OldNevrean.jpg|thumb|最初期の新ネウリア]] [[File:Malenevrean.jpg|thumb|初期の男性ネウリア「ルイ」]] 2006年以前はグリフィン族という名もあり、その名通りのグリフォンのような姿をした種族だった。<br/> <br/> 2008年頃にデザインが一新され、現行の設定と比べると不安定ではあるが鳥類と羽毛恐竜の特徴を併せ持つ種族として描かれるようになる。この時既に若干の男女差はあったが、それほど完全に分かれてはいなかった。<br/> この形の新ネウリアとして初めて描かれたキャラクターが[[矢桐ゆん|矢桐ゆん]]であり、新ネウリアの元祖とも言える。<br/> 男性ネウリアでは「ルイ」というキャラクターの歴史が最も古く、登場時点で既に現行の男性ネウリアに見られる美しく可愛らしい姿をしているが、翼が短いなどの相違点もある。ルイは[[Kiki-UMA(JA)|Kiki-UMA]]氏の[[冠窮太郎|冠窮太郎]]とほぼ同一の存在で、Mick39氏が描いた窮太郎はルイの要素を受け継いでいるため髪に巻き毛があるなどのKiki氏作の窮太郎とは若干の違いがある。<br/> <br/> <br/> 2010年のデザイン画で男女差が明確に分けられる。<br/> <br/> 2013年以降、新設定ビロウスの史実細部が明らかになるにつれてネウリアはタル上でも極めて限られた地域にしか存在しないこと、更にネイティブと都会の者とで明確な民族性の違いがあることなどが明らかになる。<br/> それ以前は漠然と「サーガルと同じ世界にいる種族」という形でしか知られていなかったため、北部や東部など現行ではネウリアに縁が遠い場所にも平然とネウリアが存在している作品を描く人も多かった。<br/> <br/> &nbsp;
 
=== '''[[アグドナ|アグドナ]]の歴史''' ===
 
[[File:OldAgudner2.jpg|thumb|初期のアグドナ]] サーガルやネウリアに比べるとそれほど大きな変化は無いが、長い間アグドナはエルタス三種族の中で決定的なデザインが定まるのが遅く、2015年以前のイラストに登場するアグドナは現行のものとは微妙に細部デザインが異なる。<br/> <br/> 2009年頃のビロウス全体のデザインや設定が揺れていた時期に描かれた女性アグドナのキャラクター「ハスラ」はそれまでのアグドナのイメージを覆すような、恐竜やサイを彷彿とさせる大柄な体格で描かれていた。結果的にハスラのデザインは現行と照らし合わせると没デザインにはなるが、大柄で武骨なイメージはアグー(新設定に登場する古代アグドナ)の姿として再採用されている。<br/> <br/> 現在ほぼ確定したアグドナのデザインはKiki氏が手掛けたもので、右図の初期アグドナとかなり類似したデザインに落ち着いている。<br/> &nbsp;
 
=== '''[[タリクシアン|タリクシアン]]の歴史''' ===
 
[[File:OldTalyxian.png|thumb|新設定開始後の最初期に描かれたタリクシア]] ネウリア同様に新旧で比較すると外見も生態も全く異なる。新ネウリア導入および[[矢桐ゆん|矢桐ゆん]]の誕生後まもなくの頃に新タリクシアンが描写されるようになる。<br/> 舞台裏における概念的な設定においては新ネウリアの設定面の役割や要素を受け継いでいるためか、最初期に描かれたタリクシアンはややネウリアの女性を彷彿とさせる特徴を持っていた。<br/> これにはタリクシアン・ストーカーは概念的に全員女性という設定がある他、「生物性」および「永久に続く生命の鎖」という要素を担っており、対してルーターは概念的に全員男性であり、「精神性」や「文明」等の要素を担っていることが関連する。これらの設定の一部はネウリアの男女差に存在する概念的要素と根底で共通している。<br/> <br/> 現行でタリクシアン・ストーカーに分類される形の生物が初めて新設定タクリシアとして現れ、その後に現在のルーターとなる種族が描かれる。<br/> 2011年頃には[[ロウナ|ロウナ]]の存在も浮かんでいたため、ロウナとタリクシアンの間で設定に揺れがあった。後にロウナが没種族となる頃にはロウナの役割と要素がルーターに受け継がれる形となる。<br/> <br/> 2013年頃にストーカーとルーターの二種がタリクシアンを代表する二大種族として際立つ。この二種の役割や違いが明確化されるが、この頃まだ「タリクシアン」と名の付く生物はこの二種しか存在しなかった。<br/> <br/> 2014年頃からストーカー・ルーター以外のタリクシアン生物の存在が複数明らかになり、全体を通じて[[エルタス|エルタス]]系生物とは対になる生物グループという大きな存在として確立。「タリクシアン」という存在はストーカー・ルーターの二種に留まらなくなった。<br/> &nbsp;
 
== '''旧設定での主な種族情報''' ==
 
旧設定において定義されていた各種族の基本情報や、付属するプロットなど。<br/> &nbsp;
 
=== '''旧サーガル''' ===
 
[[File:Chiralskill.jpg|thumb|南のサーガル兵を襲う北のサーガル兵]]


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<br/> &nbsp;
<br/> &nbsp;


=== '''実験期の設定(没案)''' ===
=== '''旧ネウリア''' ===


2009年頃の[[ビロウスの世界設定#新設定|新設定]]導入直後の時期は暫定的で試験的な設定が多く、(メスのサーガルの乳房、臀部の尻羽根など)<br/> それらは「新サーガルの大きな特徴」として浸透したが、最新版の設定ではそのうちのいくつかは破棄されて[[ビロウスの世界設定#旧設定|旧設定]]基準に戻っている事項もあるため、混乱を招きやすい状態である。<br/> <br/> [[File:Faceangles.png|thumb|新設定没案のレイン将軍]] '''・変更された特徴のうち顕著なもの'''
[[File:Aar.jpg|thumb|旧設定のネウリア族(グリフィン族)]] グリフィン族とも称され、その名の通りグリフォンのような姿をした獣人種族。 古代より[[セイルザーン|セイルザーン]]砂漠にあるトンルズ山脈を守る有翼の獣人族。<br/> 神仏のごとく空に君臨する崇高な一族。<br/> <br/> <br/> <br/> <br/> &nbsp;


*メスのサーガルに人間のような乳房がある
=== '''旧設定アグドナ''' ===
*尻尾の付け根から臀部には鳥類に似た尻羽根がある
*尻尾の先端の毛が白いのはメスだけ
*ベルクマンの法則に基づく差異が顕著である(北方種の耳が極端に短いなど)


[[File:Sergalcomparison.jpg|thumb|新設定没案の地域別サーガル比較画像]] 以上のものは新設定導入直後から2009~2012年頃に描写・記述された「[[ビロウスの世界設定#実験期(新設定没案)|新設定初期版]]」におけるサーガルの特徴だったが、<br/> 今現在の[[ビロウスの世界設定#実験期(新設定没案)|新設定没案]]では上記の設定は全て破棄され、旧設定の基準と同様のものとなっている。<br/> <br/> 地域別の体格差に関しては、新設定最新版においては[[惑星タル|惑星タル]]では北と南の気温は実はほとんど変わらないため、<br/> 初期版において発表された地域別テンプレート画像(右図)のものほど極端な差があるわけではない。<br/> (例:初期版では[[レイン将軍(サーガル)|レイン将軍]]始めとした北方サーガルの耳が極端に短く描かれていたが、最新版ではその時期よりも若干長い。)<br/> しかしそれでも北方種と南方種だと北方種のほうが若干体格が大きく、耳も南方種よりやや短い傾向はある。<br/> &nbsp;
[[File:Agudner.png|thumb|旧アグドナの少年達]] かつてはビロウス内において最も人口が多い種族であり、<br/> とても高いテクノロジーと豊富な知識による文明を持っていたが、<br/> 300年前、ビロウスにおいて起こった大洪水により、<br/> 大部分のアグドナ人が死した。<br/> 現在のアグドナ人はその洪水からの僅かな生存者である。<br/> <br/> ビロウス系世界の古代文明については大部分が殆ど解明されていないが、<br/> アグドナ人によるテクノロジーが他の種族に伝わる内に、<br/> 美しく素晴らしい建設構造が多く生み出されてきた。<br/> <br/> 大部分が死滅してしまうまでは、アグドナ人の帝国が全世界に渡っていくつか存在していた。<br/> 今日でも、現在生き残っているアグドナ人の多くは建設に関する技術に手を付けている。<br/> また、ビロウス内で最も農業について熟知している種族でもある。<br/> &nbsp;


=== '''実験期サーガルから新ネウリアへ''' ===
あるアグドナ人の顕著なグループは世界の大部分の金属の源である、南の古い鉄の鉱山を守っている。<br/> もう一つの顕著なグループはタトラにある古い砦を構えている。<br/> この砦は登ることが非常に難しい急坂にあり、入口は一つしかない。<br/> 砦へ到達するため・物資を流通させるための隠し通路がある。<br/> この砦は[[ネウリア|ネウリア族]]の一群の襲撃から耐え抜き、<br/> [[レイン将軍(サーガル)|レイン将軍]]率いる[[シーグ軍|シーグ軍]]からの襲撃にも耐えている。<br/> 砦は何度となく守られてきており、そして今まで一度も[[レイン将軍(サーガル)|レイン将軍]]による直接襲撃を受けたことが無い。<br/> (ジンがレイン将軍に「アグドナ人の砦を奪うことは自分達にとっても良い結果を齎さない」と忠告したため)<br/> <br/> タトラ北方で生きている一部のアグドナ人にはレイン将軍の帝国に加わった者もいるという。<br/> &nbsp;


[[File:1240658445.mick39 1235994901.trancymick fio.png|thumb|実験期におけるフィオナ。全体が非常に鳥のようになっている。]] 2008年頃の臀部に羽毛を持つサーガルの描写がなされてから、2008~2009年頃にかけて徐々にサーガル全体が非常に露骨な鳥類の要素を持つようになっていく傾向があった。<br/> その極みとも呼べる絵として、全身が鳥になったレイン将軍の絵なども描かれている。<br/> <br/> その頃に間もなく新設定におけるネウリア族が誕生し、<br/> それまでサーガルにあった鳥類要素は完全に新ネウリアに引き継がれることとなった。<br/> [[Mick39(JA)|Mick39]]氏はこのことを自身の漫画で「サーガルの尻羽根からネウリアが生まれた」と比喩している。<br/> <br/> 結果的に今現在、全体を通じて鳥類の要素を高く持つ種族はネウリアだけであり、<br/> サーガルにあった尻羽根などの露骨な鳥類要素は破棄されている。<br/> <br/> <br/> &nbsp;
=== '''旧タリクシア''' ===


== '''[[ネウリア|ネウリア]]の歴史''' ==
ワーフェンル族や山猫族とも。茶色の毛を持ちネコ科に似た姿の小柄な獣人族。<br/> 主に[[セイルザーン|セイルザーン]]砂漠や遠い北の地に住む。高い運動能力と暗闇でも見える眼をもつ。武器を持たずとも相手を殺傷できる鋭い牙と、太く頑丈な足腰を持ち統帥力に長ける。染色と機織の技術を持ち、美しい絨毯や布を売りに町へ下りることもある。森に隠れることによって北方[[サーガル|サーガル]]の侵略的拡大から生き残った。<br/> <br/> 新設定タリクシアンの導入・実装後は完全に破棄された。<br/> &nbsp;


[[File:OldNevrean.jpg|thumb|非常に初期のネウリア]] 2006年以前の完全旧設定時代ではグリフィン族という一般的な鳥人のような種族で、<br/> 今現在のような羽毛恐竜の特徴を取り入れたネウリア族が登場するのは恐らく2008年以降からである。<br/> <br/> 2008年頃にサーガルが鳥類の特徴を一時的に取り込んでいたことからサーガルのデザイン全体が恐竜に近くなっていたが、<br/> やがてサーガルからは露骨な鳥類及び羽毛恐竜の特徴は撤去すると同時に、<br/> それらの特徴を代わりに引き継いだような形として「鳥と羽毛恐竜の中間のような種族」が、新ネウリアとして生み出された。<br/> その時点では漠然とした羽毛恐竜系の種族として描かれており、<br/> オスメスの差も明確に分けられてはいなかった。<br/> <br/> 羽毛恐竜と鳥の中間という「今現在のネウリア族」として初めて描かれたキャラクターは[[矢桐ゆん|矢桐ゆん]]であり、新ネウリアの元祖と言える。<br/> その当時のゆんは顔つきこそ今と大差無いが、脚は細く鳥のようであり、鍵爪も無いなどで、現行のネウリアの正式なデザインを全て備えているわけではなかった。<br/> <br/> [[File:Malenevrean.jpg|thumb|初期のオスネウリア「ルイ」]] オスのネウリアの中で歴史が古いのは「ルイ」というキャラで、<br/> その時点で既に現行ネウリアのオスのような美しい姿をしているが、翼が無いなどの相違点もある。<br/> このルイは[[Kiki-UMA(JA)|Kiki-UMA]]氏作の[[冠窮太郎|冠窮太郎]]とほぼ同一の存在であり、Mick39氏が描いた窮太郎はルイの要素を受け継いでいるため髪に巻き毛があるなどのKiki-UMA氏策の窮太郎とは若干の違いがある。<br/> <br/> 2010年に現行でも使用されているネウリア族のリファレンスシートが発表されるまで、<br/> ゆんも脚が太くなり、足に鍵爪を持つなどの現行ネウリアに通じる特徴をじわじわと備えて行っている。<br/> <br/> <br/> &nbsp;
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! scope="col" | [[File:1240659579.mick39 1240034195.trancymick tesha.png|thumb|旧タリクシア(山猫/ワーフェンル族)の女性]]
! scope="col" | [[File:Femaletalyxian.png|thumb|旧タリクシア(山猫/ワーフェンル族)]]
|}


=== '''旧設定での主な種族情報''' ===
=== '''旧ジュダ''' ===


[[File:Aar.jpg|thumb|旧設定のネウリア族(グリフィン族)]] グリフィン族とも称され、姿は獣人あるいは鳥人化したグリフォンのようであり、<br/> 現在のような男女の違いといった特徴は無かった。<br/> <br/> 古代より[[セイルザーン|セイルザーン]]砂漠にあるトンルズ山脈を守る有翼の獣人族。<br/> 神仏のごとく空に君臨する崇高な一族。<br/> <br/> <br/> <br/> <br/> &nbsp;
[[File:Judda.png|thumb|旧ジュダ(エルフ族)のカンディア・スベルト]] 新設定とは違い、旧設定では独立した種族の名称。<br/> [[ビロウス|ビロウス]]世界内では恐らく最も人間に似た種族。<br/> 旧設定の小説においてはエルフ族とも。<br/> レキ樹海の深淵を守る亜人族。尖った耳、白い肌と髪が特徴。<br/> <br/> <br/> <br/> &nbsp;


== '''[[アグドナ|アグドナ]]の歴史''' ==
== '''旧設定での公式キャラクター''' ==
 
[[File:OldAgudner2.jpg|thumb|初期のアグドナ]]<br/> サーガルやネウリアに比べると旧から現在の現行の設定に至るまで大きな変化は殆ど無い。<br/> 2009年前後の実験期の頃にはサーガル同様に外見面での大きな変化が齎されそうな兆候があり、<br/> その時に描かれたアグドナである「ハスラ」は旧とも現行とも違った特徴を持ち、ヤギや偶蹄類寄りの種族ではなく恐竜寄りの種族とされていた。<br/> 結局その時期のアグドナは同時期に描かれたサーガルと共に、現在は破棄されている。<br/> <br/> 長い期間に渡ってアグドナのみエルタス三種族の中で決定的なデザインが定まっておらず、<br/> 2015年以前のビロウスイラストに登場するアグドナは現行のものとは微妙にデザインが異なっている。<br/> <br/> 現在ほぼ決定稿となったアグドナのデザインはKiki-UMA氏が手掛けて明確に決定稿として定められたものであり、<br/> 右図の初期アグドナとかなり類似したデザインに戻っている。<br/> &nbsp;
 
=== '''旧設定での主な種族情報''' ===
 
[[File:Agudner.png|thumb|旧アグドナの少年達]] かつてはビロウス内において最も人口が多い種族であり、<br/> とても高いテクノロジーと豊富な知識による文明を持っていたが、<br/> 300年前、ビロウスにおいて起こった大洪水により、<br/> 大部分のアグドナ人が死した。<br/> 現在のアグドナ人はその洪水からの僅かな生存者である。<br/> <br/> ビロウス系世界の古代文明については大部分が殆ど解明されていないが、<br/> アグドナ人によるテクノロジーが他の種族に伝わる内に、<br/> 美しく素晴らしい建設構造が多く生み出されてきた。<br/> <br/> 大部分が死滅してしまうまでは、アグドナ人の帝国が全世界に渡っていくつか存在していた。<br/> 今日でも、現在生き残っているアグドナ人の多くは建設に関する技術に手を付けている。<br/> また、ビロウス内で最も農業について熟知している種族でもある。<br/> &nbsp;
 
あるアグドナ人の顕著なグループは世界の大部分の金属の源である、南の古い鉄の鉱山を守っている。<br/> もう一つの顕著なグループはタトラにある古い砦を構えている。<br/> この砦は登ることが非常に難しい急坂にあり、入口は一つしかない。<br/> 砦へ到達するため・物資を流通させるための隠し通路がある。<br/> この砦は[[ネウリア|ネウリア族]]の一群の襲撃から耐え抜き、<br/> [[レイン将軍(サーガル)|レイン将軍]]率いる[[シーグ軍|シーグ軍]]からの襲撃にも耐えている。<br/> 砦は何度となく守られてきており、そして今まで一度も[[レイン将軍(サーガル)|レイン将軍]]による直接襲撃を受けたことが無い。<br/> ([[ジン(タリクシア)|ジン]]がレイン将軍に「アグドナ人の砦を奪うことは自分達にとっても良い結果を齎さない」と忠告したため)<br/> <br/> タトラ北方で生きている一部のアグドナ人にはレイン将軍の帝国に加わった者もいるという。<br/> &nbsp;
 
== '''[[タリクシア|タリクシア]]の歴史''' ==


[[File:OldTalyxian.png|thumb|初期のタリクシア]] 完全旧設定時代ではネウリア同様に外見も名称も全く異なる種族で、<br/> 今現在浸透している半機械のような姿の生物が「タリクシア」として発表されたのは新ネウリアが生まれた時期とほぼ同じか、その後(2008年頃)くらいである。<br/> <br/> 舞台裏における概念的な設定においては新ネウリアの設定面の役割や要素を受け継いでいるためか、<br/> 最初期に描かれたタリクシアはややネウリアのメスを彷彿とさせる特徴を持っていた。<br/> (雌は「生物性」および「永久に続く生命の鎖」であり、雄は「精神性」や「文明」といった要素)<br/> <br/> 現在タリクシアン・ストーカーに分類される形のタリクシアが初めて新設定タクリシアとして現れ、<br/> その後に現在のルーターとなる種族が描かれる。<br/> <br/> 2011年頃には[[ロウナ|ロウナ]]の存在も浮かびかけていたため、ロウナとタリクシアンの間で設定に揺れが起こる。<br/> 後にロウナが没種族となる頃にはロウナの役割と要素が完全にルーターに受け継がれる。<br/> <br/> 2013年頃からストーカーとルーターの二種がタリクシアンを代表する二大種族として本格的に確立し、<br/> それぞれの役割なども徐々に明確になってくる。<br/> <br/> 2014年頃からストーカー・ルーター以外のタリクシアン生物の存在が複数明らかになりはじめる。<br/> &nbsp;
旧設定における本編内で設定されていたの情報。多くが新設定にも同名で登場しやや似通ったポジションやプロットを持つが、基本設定やデザイン等は全く異なることものが多い。


=== '''旧設定での主な種族情報''' ===
=== '''旧ジャク''' ===


[[File:1240659579.mick39 1240034195.trancymick tesha.png|thumb|旧設定タリクシアの女性]] ワーフェンル族や山猫族とも称されていた。<br/> 茶色の毛を持ちネコ科をモチーフとした獣人のような姿をしている。<br/> [[File:Femaletalyxian.png|thumb|旧タリクシア]]<br/> 主に[[セイルザーン|セイルザーン]]砂漠や遠い北の地に住む小柄な獣人族。<br/> 高い運動能力と暗闇でも見える眼をもつ。<br/> 武器を持たずとも相手を殺傷できる鋭い牙と、太く頑丈な足腰を持ち統帥力に長ける。染色と機織の技術を持ち、美しい絨毯や布を売りに町へ下りることもある。<br/> <br/> 森に隠れることによって北方[[サーガル|サーガル]]の侵略的拡大から生き残った。<br/> 著名なキャラクターでは[[ジン(タリクシア)|ジン]]や[[ロイ(タリクシア)|ロイ]]などがいる。<br/> <br/> 新設定タリクシアの導入・実装後は完全に破棄された。<br/> <br/> <br/> <br/> <br/> <br/> <br/> &nbsp;
== '''旧設定ジュダ''' ==
[[File:Judda.png|thumb|旧ジュダ(エルフ族)のカンディア・スベルト]] 新設定では概念の一つであるが、旧設定では種族の名称。<br/> [[ビロウス|ビロウス]]世界内では恐らく最も人間に似た種族。<br/> 旧設定の小説においてはエルフ族とも。<br/> レキ樹海の深淵を守る亜人族。尖った耳、白い肌と髪が特徴。<br/> <br/> <br/> <br/> <br/> <br/> <br/> <br/> <br/> &nbsp;
== '''旧設定での公式キャラクター''' ==
旧設定における本編内で設定されていた[[Category:ビロウス公式キャラクター|公式キャラクター]]の情報。多くが新設定にも同名で登場しやや似通ったポジションやプロットを持つが、基本設定やデザイン等は全く異なることものが多い。
== '''ジャク''' ==
{{template:Infobox
{{template:Infobox
|Box title = ジャク
|Box title = ジャク
Line 123: Line 145:
}} 南方サーガルであり、グレーの毛を持つ。<br/> [[緑の章|緑の章]]の登場人物。<br/> 南方サーガルの軍隊である[[レオノ軍|レオノ軍]]に配属する。<br/> 最終的に北方サーガルの軍隊・[[シーグ軍|シーグ軍]]に敗れ、<br/> その後ジャクは[[レイン・シルヴェス|レイン将軍]]の奴隷にされてしまう。<br/> <br/> [[レイン・シルヴェス|レイン将軍]]に敗北する前のジャクの姿は[[緑の章|緑の章]]で見ることが出来る。<br/> シーグ軍によって全焼された故郷[[アスタナ|アスタナ]]を唯一生き残った一人。<br/> [[ロイ(タリクシア)|ロイ]]という[[タリクシア|タリクシア]]の親友がいる。<br/> &nbsp;
}} 南方サーガルであり、グレーの毛を持つ。<br/> [[緑の章|緑の章]]の登場人物。<br/> 南方サーガルの軍隊である[[レオノ軍|レオノ軍]]に配属する。<br/> 最終的に北方サーガルの軍隊・[[シーグ軍|シーグ軍]]に敗れ、<br/> その後ジャクは[[レイン・シルヴェス|レイン将軍]]の奴隷にされてしまう。<br/> <br/> [[レイン・シルヴェス|レイン将軍]]に敗北する前のジャクの姿は[[緑の章|緑の章]]で見ることが出来る。<br/> シーグ軍によって全焼された故郷[[アスタナ|アスタナ]]を唯一生き残った一人。<br/> [[ロイ(タリクシア)|ロイ]]という[[タリクシア|タリクシア]]の親友がいる。<br/> &nbsp;


== '''ジン''' ==
=== '''旧ジン''' ===
 
[[File:ZynCrotzwell.png|thumb|旧設定におけるジン]] 母親から捨てられ、餓死しそうだった幼い[[レイン将軍(サーガル)|レイン]]を拾い、養子として育て、やがて強力な戦士として成長させる。<br/> レインの生涯において最も信頼されていた人物でもある。<br/> そして[[シーグ軍|シーグ軍]]の本当の統治者。<br/> 夜明けにハープを演奏することが趣味らしい。<br/> 彼の過去は全く知られておらず、レインを拾って育てたことだけが唯一知られていることである。<br/> レイン将軍があらゆる一族との戦争で戦闘においての面を取り扱う間、<br/> ジンは社会で経済や政治関連の全てを取り扱う。<br/> そして彼ら二人によりレイン将軍率いる[[シーグ軍|シーグ軍]]は300年以上前に[[アグドナ|アグドナ]]人の時代だった頃以降から何よりも強大な力を持つ一族となった。<br/> レインによる横暴な恐怖政治がピークに達していた時、ジンは突然レインの元を去る。<br/> それによりシーグ軍は一気に低下に落ちてしまった。
[[File:ZynCrotzwell.png|thumb|旧設定におけるジン]] 母親から捨てられ、餓死しそうだった幼い[[レイン将軍(サーガル)|レイン]]を拾い、養子として育て、やがて強力な戦士として成長させる。<br/> レインの生涯において最も信頼されていた人物でもある。<br/> そして[[シーグ軍|シーグ軍]]の本当の統治者。<br/> 夜明けにハープを演奏することが趣味らしい。<br/> 彼の過去は全く知られておらず、レインを拾って育てたことだけが唯一知られていることである。<br/> レイン将軍があらゆる一族との戦争で戦闘においての面を取り扱う間、<br/> ジンは社会で経済や政治関連の全てを取り扱う。<br/> そして彼ら二人によりレイン将軍率いる[[シーグ軍|シーグ軍]]は300年以上前に[[アグドナ|アグドナ]]人の時代だった頃以降から何よりも強大な力を持つ一族となった。<br/> レインによる横暴な恐怖政治がピークに達していた時、ジンは突然レインの元を去る。<br/> それによりシーグ軍は一気に低下に落ちてしまった。


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Revision as of 14:16, 3 August 2017

最も最初に描かれたサーガル

ビロウスの設定面において現行の設定以外の情報(旧設定及び変更前の情報、没案、破棄された設定等)は全てここに記載する。

 

各種族の変更歴

サーガルの歴史

2003年後半頃に初めて「サーガル」という名の生物が描かれ、発表された。これが後に10年以上に続くビロウス世界観の最初の作品にもなる。

2003年後半~2004年頃のサーガルはモチーフの根底である「ウサギ」と「戦闘機」の特徴を色濃く残していた。腕が短く、足の裏に肉球が無い。耳の長さも今以上に強調されていた。

最初期のサーガル
最初期のサーガル
最初期のサーガル兵士、敵に捕らわれ耳を掴まれる

2009年頃に新設定が試行錯誤の中導入された直後の時期は暫定的で試験的な設定が非常に多く(女性のサーガルの乳房、臀部の尻羽根など)、そのような揺れがあった時期特有の設定の大半は現在破棄されているため、混乱を招きやすい。

・変更された特徴のうち顕著なもの

  • 女性に人間のような乳房がある
  • 尻尾の付け根から臀部には鳥類に似た尻羽根がある
  • 尻尾の先端の毛が白いのは女性だけ
  • ベルクマンの法則に基づく差異が顕著である(北方種の耳が極端に短いなど)

以上のものは新設定導入直後から2009~2012年頃に描写・記述された「実験期」におけるサーガルの特徴だったが、現在は全て破棄されている。
しかし没デザインでの地域別サーガル比較図はかなりの期間に渡って「最新版のサーガルのデザイン図」として浸透してしまったため、今だにこの画像を新サーガルとして参考にしている人も多い。

2008年頃の臀部に羽毛を持つサーガルの描写がなされてから、2008~2009年頃にかけてサーガル全体に鳥類の要素が露骨に強くなる傾向があった。
その極みとも呼べる絵として、全身が鳥になったレイン将軍の絵なども描かれている。
その頃間もなく新設定でのネウリア族が誕生し、それまでサーガルにあった鳥類要素は完全に新ネウリアに引き継がれる形になる。
Mick39氏はこのことを自身の日記漫画で「サーガルの尻羽根からネウリアが生まれた」と比喩している。

没デザインのレイン将軍
地域別サーガル比較図(没デザイン)
実験期におけるフィオナ。全体が非常に鳥のようになっている。



2013年から2016年にかけて、これらの一時的なデザインによる設定揺れを取り戻す形で再度デザインが洗練され、2016年には完成と言える形で新デザインが改めて固まった。
このようにして完成した新サーガルの形は2017年からサーガル種族公式デザインガイドブック及びデザインシートとして発表されている。
 

ネウリアの歴史

最初期の新ネウリア
初期の男性ネウリア「ルイ」

2006年以前はグリフィン族という名もあり、その名通りのグリフォンのような姿をした種族だった。

2008年頃にデザインが一新され、現行の設定と比べると不安定ではあるが鳥類と羽毛恐竜の特徴を併せ持つ種族として描かれるようになる。この時既に若干の男女差はあったが、それほど完全に分かれてはいなかった。
この形の新ネウリアとして初めて描かれたキャラクターが矢桐ゆんであり、新ネウリアの元祖とも言える。
男性ネウリアでは「ルイ」というキャラクターの歴史が最も古く、登場時点で既に現行の男性ネウリアに見られる美しく可愛らしい姿をしているが、翼が短いなどの相違点もある。ルイはKiki-UMA氏の冠窮太郎とほぼ同一の存在で、Mick39氏が描いた窮太郎はルイの要素を受け継いでいるため髪に巻き毛があるなどのKiki氏作の窮太郎とは若干の違いがある。


2010年のデザイン画で男女差が明確に分けられる。

2013年以降、新設定ビロウスの史実細部が明らかになるにつれてネウリアはタル上でも極めて限られた地域にしか存在しないこと、更にネイティブと都会の者とで明確な民族性の違いがあることなどが明らかになる。
それ以前は漠然と「サーガルと同じ世界にいる種族」という形でしか知られていなかったため、北部や東部など現行ではネウリアに縁が遠い場所にも平然とネウリアが存在している作品を描く人も多かった。

 

アグドナの歴史

初期のアグドナ

サーガルやネウリアに比べるとそれほど大きな変化は無いが、長い間アグドナはエルタス三種族の中で決定的なデザインが定まるのが遅く、2015年以前のイラストに登場するアグドナは現行のものとは微妙に細部デザインが異なる。

2009年頃のビロウス全体のデザインや設定が揺れていた時期に描かれた女性アグドナのキャラクター「ハスラ」はそれまでのアグドナのイメージを覆すような、恐竜やサイを彷彿とさせる大柄な体格で描かれていた。結果的にハスラのデザインは現行と照らし合わせると没デザインにはなるが、大柄で武骨なイメージはアグー(新設定に登場する古代アグドナ)の姿として再採用されている。

現在ほぼ確定したアグドナのデザインはKiki氏が手掛けたもので、右図の初期アグドナとかなり類似したデザインに落ち着いている。
 

タリクシアンの歴史

File:OldTalyxian.png
新設定開始後の最初期に描かれたタリクシア

ネウリア同様に新旧で比較すると外見も生態も全く異なる。新ネウリア導入および矢桐ゆんの誕生後まもなくの頃に新タリクシアンが描写されるようになる。
舞台裏における概念的な設定においては新ネウリアの設定面の役割や要素を受け継いでいるためか、最初期に描かれたタリクシアンはややネウリアの女性を彷彿とさせる特徴を持っていた。
これにはタリクシアン・ストーカーは概念的に全員女性という設定がある他、「生物性」および「永久に続く生命の鎖」という要素を担っており、対してルーターは概念的に全員男性であり、「精神性」や「文明」等の要素を担っていることが関連する。これらの設定の一部はネウリアの男女差に存在する概念的要素と根底で共通している。

現行でタリクシアン・ストーカーに分類される形の生物が初めて新設定タクリシアとして現れ、その後に現在のルーターとなる種族が描かれる。
2011年頃にはロウナの存在も浮かんでいたため、ロウナとタリクシアンの間で設定に揺れがあった。後にロウナが没種族となる頃にはロウナの役割と要素がルーターに受け継がれる形となる。

2013年頃にストーカーとルーターの二種がタリクシアンを代表する二大種族として際立つ。この二種の役割や違いが明確化されるが、この頃まだ「タリクシアン」と名の付く生物はこの二種しか存在しなかった。

2014年頃からストーカー・ルーター以外のタリクシアン生物の存在が複数明らかになり、全体を通じてエルタス系生物とは対になる生物グループという大きな存在として確立。「タリクシアン」という存在はストーカー・ルーターの二種に留まらなくなった。
 

旧設定での主な種族情報

旧設定において定義されていた各種族の基本情報や、付属するプロットなど。
 

旧サーガル

南のサーガル兵を襲う北のサーガル兵
  • Dunes Non Existent wiki(現在消滅)で記述されていた概要

勇敢で、優れた運動能力をもつ種族。
知能は高くないが、忠実な性格をしているため、多くは兵士として育てられる。
気性が荒く、複雑で繊細な手作業には向かないため、専ら強化歩兵として使役される。
本来丈夫で足の速いサーガル族は、古くは"ウマなしナイト"と呼ばれ、
長槍や戦斧、ハンマーなどの武器を用いた近接戦闘を得意とした。
現在のVILOUSにおいては、折り畳み式の長槍/散弾銃 を使うことが多い。
その優れた足腰は、強化アーマーによってさらに約3倍の跳躍力を得ている。

彼らの精神性は単純でわかりやすい。
これといった強い執着や恨みも抱かない性格をしていることが多い。
わからないことはわからないままにしても苦痛を感じず、
戦いによる高揚を最上とする。寝ている時に夢を見ないことが有名。
サーガル族の子供は共通の育児グループによって育てられ、
早い段階から兵士としての訓練を受ける事になる。途中で脱落する者も出るが、
そういったサーガルは庶民として肉体労働をして生活することが多い。

北方

ビロウス北方のタトラ平原に住む。
北のサーガルはビロウス内で最も戦闘力が高い種族と言われている。
通常生肉しか食わず、北方種達は植物は米類も含めて基本口にしない。
謙虚さが無く遠慮知らずで、戦闘用の鎧を身にまとっていない時は常時裸である。

レイン将軍率いる部隊・シーグ軍に属するサーガルが大多数を占めており、
レイン将軍に仕えていない北方サーガルは非常に稀な存在である。
そして北方サーガルの役職の多くが兵士であり、
兵士ではないサーガルは鍛冶屋や牧場主などを営むが、数は非常に少ない。
レイン将軍支配の政治が終わった後は通常の牧場主などを営んで生活する者が増加した。
 

シーグ軍はレイン将軍の力により、ビロウス内で最も強大な一族と成りつめたことがある。
敵対するレオノ軍とは150年以上抗争を続けていたが、レインの力により壊滅させた。
その後はシーグ軍の事実上の統帥者であったジンの突然の失跡により、一気に低下に落ちてしまう。
 

南方

ビロウス南方のセイルザーン砂漠の村に住む。
殆ど戦闘のことしか頭に無い北のサーガルと違って、知恵や知識を大切にしているが、
世界の成り立ちについてなどはまだ深く認知していない。
ビロウスの哲学者の大部分は南のサーガルがいる地方、特にゴールドリングの巨大都市に住む。

元来、サーガル族は植物を食べることをあまり好まないが、
獲物の少ない砂漠地方で主に生息する為、植物を食べることにあまり抵抗が無く、
その結果食物の少ない過酷な環境下でも生き延びることができる。
食物の少なさにより常に餓えや飢饉と隣り合わせの生活をしているが、
殆どが大規模な農園を持ち、農園を営むことによって食物不足による争いを避けながら生きている。
惑星タル内の砂漠に生息する、保水性の高いサボテンのような野菜のような植物を栽培し食べる。

レオノ軍という南方サーガルの部隊は150年に渡って
北方サーガルのシーグ軍と戦い続けてきたが、レイン将軍によって破られる。
 

レオノは旧設定では南方サーガルの軍隊。
北方サーガルの軍隊であるシーグ軍とは敵対関係にあり、150年に渡って戦い続けてきた。
しかしレイン将軍によって破られる。
 

旧サーガルギャラリー

File:C374 sergal 025.png
C374 sergal 025.png
旧リーリック
File:1165501269.jpg
旧サーガルの舌
Sergal (3).jpg
E02452be25d56e1c6ad6feda62519ed6.jpg
非常に初期のレイン将軍
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File:Abfd15b607f428ae5d3fdb9e348510ec.jpg
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旧設定でのジャク。南方サーガルの兵士だった。


 

旧ネウリア

旧設定のネウリア族(グリフィン族)

グリフィン族とも称され、その名の通りグリフォンのような姿をした獣人種族。 古代よりセイルザーン砂漠にあるトンルズ山脈を守る有翼の獣人族。
神仏のごとく空に君臨する崇高な一族。




 

旧設定アグドナ

旧アグドナの少年達

かつてはビロウス内において最も人口が多い種族であり、
とても高いテクノロジーと豊富な知識による文明を持っていたが、
300年前、ビロウスにおいて起こった大洪水により、
大部分のアグドナ人が死した。
現在のアグドナ人はその洪水からの僅かな生存者である。

ビロウス系世界の古代文明については大部分が殆ど解明されていないが、
アグドナ人によるテクノロジーが他の種族に伝わる内に、
美しく素晴らしい建設構造が多く生み出されてきた。

大部分が死滅してしまうまでは、アグドナ人の帝国が全世界に渡っていくつか存在していた。
今日でも、現在生き残っているアグドナ人の多くは建設に関する技術に手を付けている。
また、ビロウス内で最も農業について熟知している種族でもある。
 

あるアグドナ人の顕著なグループは世界の大部分の金属の源である、南の古い鉄の鉱山を守っている。
もう一つの顕著なグループはタトラにある古い砦を構えている。
この砦は登ることが非常に難しい急坂にあり、入口は一つしかない。
砦へ到達するため・物資を流通させるための隠し通路がある。
この砦はネウリア族の一群の襲撃から耐え抜き、
レイン将軍率いるシーグ軍からの襲撃にも耐えている。
砦は何度となく守られてきており、そして今まで一度もレイン将軍による直接襲撃を受けたことが無い。
(ジンがレイン将軍に「アグドナ人の砦を奪うことは自分達にとっても良い結果を齎さない」と忠告したため)

タトラ北方で生きている一部のアグドナ人にはレイン将軍の帝国に加わった者もいるという。
 

旧タリクシア

ワーフェンル族や山猫族とも。茶色の毛を持ちネコ科に似た姿の小柄な獣人族。
主にセイルザーン砂漠や遠い北の地に住む。高い運動能力と暗闇でも見える眼をもつ。武器を持たずとも相手を殺傷できる鋭い牙と、太く頑丈な足腰を持ち統帥力に長ける。染色と機織の技術を持ち、美しい絨毯や布を売りに町へ下りることもある。森に隠れることによって北方サーガルの侵略的拡大から生き残った。

新設定タリクシアンの導入・実装後は完全に破棄された。
 

旧タリクシア(山猫/ワーフェンル族)の女性
旧タリクシア(山猫/ワーフェンル族)

旧ジュダ

旧ジュダ(エルフ族)のカンディア・スベルト

新設定とは違い、旧設定では独立した種族の名称。
ビロウス世界内では恐らく最も人間に似た種族。
旧設定の小説においてはエルフ族とも。
レキ樹海の深淵を守る亜人族。尖った耳、白い肌と髪が特徴。



 

旧設定での公式キャラクター

旧設定における本編内で設定されていたの情報。多くが新設定にも同名で登場しやや似通ったポジションやプロットを持つが、基本設定やデザイン等は全く異なることものが多い。

旧ジャク

ジャク
Jakk.jpg
旧設定のジャク

性別:

男性

種族:

南方サーガル(旧)

所属:

レオノ軍

登場設定:

旧設定

家族構成:

不明だがジャク本人以外の親族はみなレインに殺害された。

キャラクター
コンセプト:

Mick39

南方サーガルであり、グレーの毛を持つ。
緑の章の登場人物。
南方サーガルの軍隊であるレオノ軍に配属する。
最終的に北方サーガルの軍隊・シーグ軍に敗れ、
その後ジャクはレイン将軍の奴隷にされてしまう。

レイン将軍に敗北する前のジャクの姿は緑の章で見ることが出来る。
シーグ軍によって全焼された故郷アスタナを唯一生き残った一人。
ロイというタリクシアの親友がいる。
 

旧ジン

旧設定におけるジン

母親から捨てられ、餓死しそうだった幼いレインを拾い、養子として育て、やがて強力な戦士として成長させる。
レインの生涯において最も信頼されていた人物でもある。
そしてシーグ軍の本当の統治者。
夜明けにハープを演奏することが趣味らしい。
彼の過去は全く知られておらず、レインを拾って育てたことだけが唯一知られていることである。
レイン将軍があらゆる一族との戦争で戦闘においての面を取り扱う間、
ジンは社会で経済や政治関連の全てを取り扱う。
そして彼ら二人によりレイン将軍率いるシーグ軍は300年以上前にアグドナ人の時代だった頃以降から何よりも強大な力を持つ一族となった。
レインによる横暴な恐怖政治がピークに達していた時、ジンは突然レインの元を去る。
それによりシーグ軍は一気に低下に落ちてしまった。

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