矢桐ゆん

矢桐(やぎり)ゆん(Yun Yagili)は、ネウリアの女性。

プロフィール

コートを纏った矢桐ゆん

黒い羽をはやし、赤い嘴とツノを持つ。普段はマスクとゴーグルで顔を隠していると言われる。

主にゴールドリング近辺での目撃が報告されている他、身元や所属、現住所、関係者や親族など、あらゆる情報が謎に包まれている。

レイン歴70年頃、ゴールドリングでネウリアの若者達による振興集団『錆の輪』のムーブメントが巻き起こる頃、その存在が取沙汰される。『錆の輪』による、従来のネウリアの性差やそれに基づく役割を壊して新文化を築こうとする活動の中心として携わっていると噂されている。

矢桐ゆんを取り巻く噂には「集団を作らず、単独で盗賊・謀叛活動を企てている」、「匿名で『錆の輪』に所属し電子音楽の活動に従事している」など、内容の全く異なる報告が入り交じっており、その正体をはっきり知るものはいない。本当に実在する人物なのかということすら明確ではない。

しかし、どの噂にも共通して「ネヴリャン文化にある女性ネウリアの作法や行動様式からは外れた言動を取る」特徴が報告されており、ネウリアとしては非常にセンセーショナルな存在のようだ。

性格・人物像についても一定しない。口汚く残虐な卑怯者である、実は意外と面倒見がいい、など、様々な報告はあれど、その人となりの全ては闇に包まれ、どれが本当で、同一人物なのかさえ定かではない。